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仮性包茎を自分で治す方法として、絆創膏や専用のテープ、またはアイプチなどを二重のりを使った方法があります。
手術で治す方法と比べて痛みや術後のダウンタイムがなく、手術の傷痕も残らずに費用も安く治せるとメリットは多いですが、良いことばかりではありません。
これらの方法で本当に仮性包茎は解消されるのか?どのようなデメリットがあるのか?包茎手術クリニックの元カウンセラーが詳しく解説します。
目次
自分で治せる可能性があるのは軽度の仮性包茎のみ
大前提として重要なのが、自分で治せる可能性があるのは軽度の仮性包茎のみということです。真正包茎やカントン包茎を自分で治すことは出来ません。
ここで言う「自分で包茎を治す」とは、常時亀頭が露出した状態にするという意味です。
軽度な仮性包茎とは?
仮性包茎であっても全員が自分で治せるわけではありません。絆創膏やテープ、アイプチなどの二重のりを使って治せるのは『軽度の仮性包茎』だけです。
軽度の仮性包茎は以下のような包茎です。
軽度な仮性包茎の定義
- 包皮の余りが少なく、通常時から亀頭の一部が露出している
- 包皮を剥く際に痛みを伴わず、容易に亀頭を露出できる
- 包皮輪が狭くなく、剥いた時に陰茎の締め付けがない
この中で特に大切なのが、ひとつめの『包皮の余りが少なく、通常時から亀頭が半分程度露出している』ことです。
絆創膏やアイプチを使って自分で治す方法は、包皮を剥いて亀頭を露出した状態で固定し、剥き癖をつけるという方法です。
つまり、包皮の余りが多い場合、どれだけ継続しても改善される見込みはないでしょう。この場合は余分な包皮を手術で切除する方が確実です。
あなたの包茎が、通常時(勃起していない時)に亀頭が包皮から一部分でも露出している状態なら、絆創膏やアイプチで治る可能性があります。
絆創膏や専用のテープを使って仮性包茎を治す方法
絆創膏や専用のテープを使って仮性包茎を治す方法は、簡単に言ってしまえば『包皮を剥いて亀頭を露出させた状態で、包皮を固定して戻らないようにする』という方法です。
絆創膏とテープそれぞれの手順を解説するとともに、メリットやデメリットも解説します。
絆創膏やテープの貼り方(手順)
step
1包皮を剥いて亀頭を露出させる
手で剥いて戻らないように抑えておきます。
step
2陰茎に沿って縦に絆創膏を貼る
横巻ではなく、縦に貼って剥けた状態をキープします。貼る場所は背側(自分から見て表側)、腹側(自分から見て裏側)どちらでもOKです。陰毛がない分、腹側の方が貼りやすいかもしれません。
包皮の内板(普段隠れている包皮の内側)には貼らないようにしましょう。粘膜を傷つける可能性があります。また、剥がす際に痛いです。
step
3日常生活を過ごす
剥けた状態のまま、普段通りの生活を行ってください。
絆創膏よりも専用のテープがおすすめ
専用のテープとは、仮性包茎の改善を目的に開発された『MUKETE』という商品のことです。
1ヶ月分(30枚入り)で1,089円と絆創膏よりも高いですが、国産の医療用テープを使用しており、粘着力が高くはがれにくいので絆創膏よりもおすすめです。
また、サイズも40mmと絆創膏よりも短く、陰茎が短いサイズでもしっかり貼ることができます。
絆創膏・テープのメリット
- 包皮を切らない・縫わないので手術痕が残らない
- 自然に剥けている人と同じ自然な見た目
- 手術後のダウンタイム(普段通りの生活に戻るまでの期間)がない
- 手術と比較して費用が格段に安い
絆創膏・テープのデメリット
- 確実に包茎が治る方法ではない(長期間続けても治らない可能性あり)
- 絆創膏・テープを剥がすときに粘着力で包皮の粘膜を傷つける恐れがある
- 絆創膏・テープで皮膚がかぶれる恐れがある
- 慣れるまでは亀頭が敏感なため擦れなどの刺激が痛く感じる
- 勃起すると突っ張られる痛みがあり、固定が外れることがある
- 用意に時間がかかる
- 外すときに痛みがある。入浴時以外など、突発的に外すときは慎重に外す必要がある
アイプチ・二重のりを使って仮性包茎を治す方法
アイプチ・二重のりを使って仮性包茎を治す方法は、絆創膏やテープと同じ原理で『包皮を剥いて亀頭を露出させた状態で、包皮を固定して戻らないようにする』という方法です。絆創膏やテープの代わりにアイプチ・二重のりを使って固定します。
アイプチ・二重のりの使い方(手順)
step
1包皮を剥いて亀頭を露出させる
手で剥いて戻らないように抑えておきます。
step
2固定したい場所にアイプチ・二重のりを塗る
シワとシワをくっつけます。位置は色々試してベストな場所を探すと良いですが、亀頭付近の包皮内板ではなく、包皮外板で止めるようにしましょう。
step
3アイプチ・二重のりがしっかり乾くまで待つ
商品の説明書きを参考にしてください。
step
4シワとシワをくっつけて固定する
外れないようにしっかりと固定します。
step
5日常生活を過ごす
剥けた状態のまま、普段通りの生活を行ってください。
アイプチ・二重のりのメリット
- 包皮を切らない・縫わないので手術痕が残らない
- 自然に剥けている人と同じ自然な見た目
- 手術後のダウンタイム(普段通りの生活に戻るまでの期間)がない
- 手術と比較して費用が格段に安い
アイプチ・二重のりのデメリット
- 確実に包茎が治る方法ではない(長期間続けても治らない可能性あり)
- のりの粘着力で包皮の粘膜を傷つける恐れがある
- のりで皮膚がかぶれる恐れがある
- 慣れるまでは亀頭が敏感なため擦れなどの刺激が痛く感じる
- 勃起すると突っ張られる痛みがあり、固定が外れることがある
- 用意に時間がかかる(慣れるまではかなり時間がかかる)
しばらく試して治らないときは?
絆創膏やアイプチを使った治し方は確実に包茎が治るわけではありません。
しばらく試して改善されなければ諦めて手術を検討しましょう。
包茎手術は余分な包皮を切除する方法ですので、確実に包茎を治すことが出来ます。